リストカット症候群。
カッターやカミソリなどの刃物で、手首などの自分の体を自傷する行為を繰り返す疾患。
境界型人格障害などの人格障害に多くみられます。
容易に自己愛が傷つきやすい面を持つ人が陥りやすいとされています。
多くは慢性的な抑うつ感、空虚感、希死念慮を持っています。
薬物療法、
心理療法によって治療します。
死への恐怖があまりないことがありますが、こうした人には最近、
催眠療法、特に前世療法などが効果があるとする研究もあります。
前世療法では
輪廻転生による
因果応報という
独特の世界観を認識させることで、自殺そのものが問題解決の手段になりえないことを悟らせ、ひいては自傷行為そのものを解消していきます。