依存症とは物事に快楽・安心を求め依存し、習慣化する状態です。
恋愛依存症には2つの分類があります。
一つは恋愛依存症で、相手に依存をする状態です。もう一つは、
共依存(回避依存症)で、こちらは依存される事に依存するという状態です。
恋人・配偶者の暴力、支配的で縛られているがどうしても別れられないケースなど、
普通の感覚ではとても継続できない関係に対して依存しているものが恋愛依存症です。
幼児期の親子関係に起因する心のトラウマが原因になって、無意識の
衝動や感情を引き起こし、問題のある相手に依存しています。
幼児期の親子関係の歪みが大きな原因になっています。
恋愛依存症、回避依存症共に「幼児期に受けた心の傷が癒される
可能性」をパートナーに期待しているのであって、
インナーチャイルド療法を行うことで行動が修正できます。
回避依存症(共依存)の人は、恋愛依存症の人の弱さと窮状を見て、
相手を自分が支配できると感じて近寄っていくという行動が特徴です。
恋愛依存症の人の保護者としての立場に立つことや、権力を
誇示することなどをを無意識のうちに駆使して相手を誘惑し、そこに恋愛関係を構築します。
回避依存症の人は、弱い立場にある恋愛依存症の人が
自分を慕ってくる事に安心と快感を得ます。
主導権を握れる事で幸せを感じるということです。
これに対して、恋愛依存症の人は、相手の言いなりになり抑えていた感情が
爆発し、「支配されている」恐怖から逃れようと関係を絶とうとします。
しかし、見捨てられ不安が強いために、結局は再びよりを戻してしまったり、他の相手に同様の行動に走り、同じ苦しみを繰り返します。
依存症の原因である幼児期のトラウマが、
心理療法などで
癒やされることで、次第に行動が修正され、依存症を克服することができます。
催眠療法が効果的に行動修正を可能にします。