対人恐怖症、赤面恐怖症とも呼ばれてきた疾患です。
10代半ばでの発症が多く、25歳以上での発症は少ないとされています。
人前で恥をかくことを極度に恐れるため、そのような社会的状況を避けるようになります。
このため通学ができない、通勤ができないなど、社会生活が著しく障害されます。
薬物療法も行われることもありますが、
心理療法によって多くは改善します。
認知行動療法により、
認知の歪みを除去したり、催眠療法によって恐怖感を取り除くことで症状が消失することが多いです。
カウンセリングも効果がありますが、
催眠療法のほうが効果発現が早いようです。
また、
精神神経免疫学にもとづく
心身免疫セラピーでも、イメージ療法やメディテーション、マインドフルネスによって症状を除去することができます。
一番、即効性があるのは、
催眠暗示療法です。