長期間にわたり自宅に引きこもる状態をさします。
多くは人間関係に自信がもてないことや他人に
接したときに自分が傷つけられる恐怖を原因としています。
この他、学校や会社の人間関係を煩わしく思い、引きこもるものもあります。
精神疾患の症状としての引きこもりの場合には、
被害妄想があって外出できないケースがあります。
こうした症状は、
統合失調症や
人格障害の一部などで見られます。
さまざまな年齢でみられるようになっていますが、精神疾患との鑑別が大切です。
思春期に多いタイプは、社会的責任を受け止めることができない未熟な人格が原因になっているものが多く、
心理療法として
カウンセリングや
認知行動療法、
催眠療法が有効です。