自分を幸せにする恋愛に重要な三要素
誰かと話をして仲良くなろうとする場合に、一番重要なポイントは、相手に関心をしっかりと持つことです。無関心な気持ちでのコミュニケーションが成功することはありません。相手の話を良く聞いて、その中身、その心情を感じる意欲が大切です。誰でも自分に関心を持って話を聞いてくれている人には好感を持つのです。そのとき、ただ、聞いているだけではなく、いっそう重要なことがあります。それは上手にあいづちをうつことです。相手の話を聞いてあげて、すばらしいですね。すごいですね。すてきですね。という「す」から始まる言葉、楽しそうですね。たいへんですね。たくさんのことを経験されたんですね。という「た」から始まる言葉、おもしろいですね。おかしいですね。おいしそうですね。という「お」から始まる言葉、こういった話を明るくキャッチボールしていけるような反応を返すことが大切です。相手の話を関心をもってしっかりと聞いていると自然にもっと詳しく知りたくなるポイントが出てきます。そこから、さらに具体的に質問をしてもいいのです。どんな理由でそうなるのですか、どうしてなんですか、どのような仕組みなんですか、どんな気持ちだったんですか、という「ど」から始まる言葉で問いかけていけます。こうやって、相手の話を掘り下げていくとき、相手が会話の主人公となり、あなたは上手な聞き手です。この時は相手は満足感が高く、あなたへ好感を抱くのです。その状態になれば、今度は相手があなたの話を聞いてくれるようになります。あがり症、対人恐怖、赤面症など、人付き合いの面で強い恐怖心や不安を抱き社会生活に支障を及ぼすものが「社交不安障害」です。こういった状態を緩和するには、催眠療法(ヒプノセラピー)が役立ちます。暗示の力を使って潜在意識に働きかけて、ストレスを緩和して、性格を改善するものです。これは対人関係でのストレスを解消するのに効果的です。自己暗示を効率よく、潜在意識に届けるとそれによって自分の行動様式を変えていけます。こうして対人関係も自然に上手に処理できる自分自身を育てていくことができるのです。
恋愛恐怖症の克服〜経験値を上げるために自分の目線を下げる
異性を選ぶ基準が非常に厳しいためにいつまでもパートナーが得られないというのが恋愛運のない男女に共通した傾向の一つです。これだと、いつまで経っても異性とお付き合いをする経験値が高められないので、恋愛能力がなかなか高まりません。それはつまり、自分が魅力的でない状態だということです。魅力がない自分に理想の異性が惹かれることはありません。恋愛能力を高めるためには、自分が異性を選ぶ基準を緩めて、目線を下げて、まずまずの相手とでも、お友達になってみることをお勧めします。そのお友達とは良い友人関係を維持していけるようにし、異性への自然な接し方について、トレーニングするのです。異性のお友達を使って、男女交際のコミュニケーションを練習させてもらうということです。自分の理想とするコミュニケーションや行動様式を相手に対して実演していくことをもって修養とするのです。それを続けているうちに、場馴れも進み、落ち着いて異性とコミュニケーションできるようにもなります。異性から見て、より魅力的な自分になれるのです。その結果、あなたの次の恋愛は、ずいぶんと有利なものとなるのです。これまで異性を選ぶ基準が厳しすぎたと思う人は、まずは、目線を下げて経験値を上げる方針で、異性のお友達を作ってを練習と自己修養を実践してください。その一方で、新しい出会いをつかむために、機会を増やすことにも果敢に挑戦していきましょう。自分のコミュニケーション訓練、自己修養という観点をもち、その成果を本番に活かすつもりで、自分磨きをしましょう。修養とは、長所をのばし、欠点を修正することです。これは人生のあらゆる理想実現の基礎となる行動です。そのためには実地訓練をしなければなりません。自分から見て、百点満点の人物でなかったとしても、お友達として付き合ううちに、知らなかった良さを知り、意外と自分に合う異性だったとわかることもあります。前世からの良縁は、意外なところに配置されていて、自分がそれに気づいていない場合も多いのです。異性のお友達を増やし、実地訓練を積んで、自分の魅力を高めるという視点で活動をしてみましょう。その行動にも不安があるという場合には、自己暗示や催眠療法を活用することも良い方法となります。
恋愛恐怖の克服
夫婦問題、恋愛問題の多くの実例に直面し、その問題解決のお手伝いをする中で、多くの恋愛成功者、円満な夫婦に共通している要素が明確にわかってきました。その中でも、もっとも重要な三つの要素をお話します。第一に、お互いに相手のことを大切に思う気持ちを言葉に出して、伝えることがいつもできているという点です。「大切に思っています」「大好き」「愛しています」「ありがとう」こういう愛と感謝の言葉を、お互いに日々、伝えているのです。言葉は、暗示です。口に出された言葉は、耳から入ります。それは口にした本人も自己暗示となり、耳にした相手をも無意識に動かしていきます。良い言葉が日常にあふれていれば、その言葉の暗示作用により、理想的な環境が自然に実現するのです。たとえ冗談であっても悪い言葉をまきちらす時、その暗示効果はやがて、二人の関係に悪影響をもたらすのです。第二に、互いが相手の意思を尊重しあう関係であるという点です。支配、被支配の関係や、依存、被依存のような関係は、人格の未熟さや歪みがもたらすものであり、始めは良くても、ある時期が来ると、必ず破綻します。この状態になるのは、幼児期に両親の愛情を適切に受け取れなかった人に多いです。その傷を癒したい衝動がこのような関係をもたらします。両親からの傷つくような言葉や態度、虐待などが作り出すトラウマが、根本原因になります。共依存的な人間関係の場合、一定期間は、それでも関係が維持されますが、最終的には破綻に向かいます。これを回避するには、人格的に成長し、関係性をより高い次元に昇華しなければなりません。第三に、同じ理想、同じ夢、同じ目標にむかって一緒に歩んでいるという点です。これは人生について同じ価値観を持っている、ということでもあります。両親が夫婦円満な家庭に育てられた人は、知らず知らず、このような三要素がそろったパートナーを自然と選ぶ傾向があります。この三つのポイントのすべてを実践できている男女は、恋愛、結婚において、喜びと満足を得て、幸せになるのです。こうした相手を探す心がけをもつと、理想の伴侶を得て、理想の結婚をするゆえに、理想的な関係が長続きします。このどれかが欠けていると、その男女関係はストレスの多いものとなります。その場合、別れ、離婚などの形で関係が解消されていくのです。