経済協力開発機構(OECD)が公表した統計によると、
2008年の日本の自殺者(70歳未満)が人口10万人当たり475人と、
比較が可能な加盟国中、最悪だったことが明らかになりました。
日本の自殺者は、OECD発足前の1960年には10万人当たり623人でした。
91年には同275人にまで減少。
しかし、90年代後半から増加傾向をたどり
2008年は61年以降で最悪となったそうです。
2009年の自殺者数は、前年比596人増の
3万2845人と12年連続で3万人を超えています。
2009年の自殺者の内訳は、男性が同641人増の2万3472人、
女性が同45人減の9373人。
特に40〜60歳代男性の自殺が多く、
自殺者全体の40.8%を占めています。
職業別では「無職」が57.0%で最多です。
自殺者数は2003年の3万4427人をピークに12年連続で3万人を超えています。
自殺防止にはまず
カウンセリングです。