前世療法と精神世界

前世療法と精神世界

心理療法の一つである催眠療法と、その他の心理療法についての情報をまとめました
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前世療法と精神世界

前世療法においては、前世という存在をどのように解釈するかで、その効能に大きな違いが出ると言えます。ここでは、前世の実在を肯定した場合に、どのような世界観、人生観が展開できるかを解説していきます。


運命とは刻々に創造していくもの


[前世療法とは催眠状態で過去の記憶を探るセラピーです。自分の前世に戻りましょうと誘導すると、多くの人は前世の物語を語りだします。これまで何度も生まれ変わって生きていて、死んでも無になるのではなく来世があることを悟ります。誰でも前世でやりのこした課題を抱えていて、今生でそれを克服したり完成しようとしています。


前世から引き継いだ無意識の衝動


自分の中の無意識の衝動の背景に前世の自分の意識が関与していたことに気がつくのです。そのからくりを悟ることで、そのマイナスの影響から自由になることができます。ところが、しばしば「生まれる前の約束」とか、「転生のときの契約で」とか、こういう考え方にしばられている人がいます。これはちょっと理解がずれています。確かに前世療法では、生まれる前の場面が出てくることがあります。そこでは、これから生まれる人生での、いろいろな約束を決めてから生まれてきます。しかし、その決め事は神の命令のようなものではなく、自分でプランニングしてくるものです。誰かを苦しめたので、次の生まれ変わりでは、その人に償いたいなどと、魂の計画が生じてきます。


運命は決まっておらず常に変化の可能性を持つ


生まれてからも軌道修正の自由が与えられています。もうこの関係からは卒業したいと魂が悟り、気づき、軌道修正をすることで、自分を苦しめる縁から自由になることもできるものなのです。ポイントは立志発願です。どんなときでも刻々の自分の発願が大事です。どんな人生を創造したいのか、自分が決意して、そこにむけて動き出すことが大切です。自分のかかえている前世の借金(劫)と貯金(徳分)は、どんな生き方をしてもついてまわります。しかし、生きていく道筋は刻々の自分次第なのです。


あなたを縛るものはなく人生は自由自在に変えられる


何かに縛られていることは残念なことです。その自分を縛る観念、自分を縛る人間関係、環境への執着を解き放つことに積極的になってみましょう。良いこだわりであれば、そのままで全然かまいませんが、自分を苦しめるこだわりだったら捨てても良いのです。前世療法から導き出される万人共通の天命は、私たちは魂を磨くために生まれ変わり死に変わりして、この世にやってきたという視点です。この本質さえ押さえていればもっと自由で融通無碍に考えてよいのです。もちろん、すべては自分の今いる場所からのスタートです。人それぞれスタート地点が違う以上、結果が出るまでの所要時間も労力もすべて個々に違うのです。それを受け入れたうえで、人生に前向きに立ち向かうことが大切です。決してあきらめることなく、立ち向かうことです。


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