睡眠薬の依存性

睡眠薬の依存性

睡眠薬は飲み続けると依存症になる危険性があります。
催眠療法はどこで受けても同じというものではありません
催眠療法↓ 詳細はこちら↓




安心のヒプノセラピーを体験できる施設をご紹介しています。

はじめての方でもお気軽に。他でダメだった人にも。



不眠解消のために薬を使わずにできることがあります。

睡眠薬を半錠にして毎日飲んでいる人は睡眠薬依存症でしょうか。答えは、そのとおり、依存症です。あらゆる睡眠薬、睡眠導入剤の医師向け注意書き(添付文書)には、14日以上の連用で依存を生じる恐れがあると明記されていることをご存じでしょうか。そして、何十年も睡眠薬をたとえ少量でも毎日毎日飲んでいる人の中には原因不明の妄想の症状を生じる事例が最近、報告されるようになってきていることをご存じでしょうか。


その妄想の症状は、息子や娘に何かを盗られた、というようなもので、ふだんの日常生活では認知症のような症状はまったくありません。ただ、特異な妄想だけが生じていて、どれだけ対話してもそれが解消されないのです。このような不可思議な妄想の症状についてはこれから研究されていくでしょうが、長年の睡眠薬の常用が起こした人格変容だと考えるのが妥当だと多くの専門医は主張しています。睡眠薬の連用で息子や娘をドロボー扱いする高齢者になりたいでしょうか?


精神のこのような歪みのほかにもリスクがあります。睡眠薬のもうろうとさせる症状のため夜間に転倒し骨折し、寝たきり老人となることも十分に考えられるのです。睡眠薬への深入りは、一日も早く回避するほうが良いのです。毎日決まった時間に眠る必要性はありません。人間にできることは毎日決まった時間に起床することです。それを守っているなら、眠れなかった日の翌日は深く眠れて、自然にバランスされるのです。この自然の摂理を、睡眠薬で無理やりコントロールしようとすることは誤りです。


どうしても睡眠薬のようなものが必要なら、依存を生じない漢方薬、例えば、酸棗仁湯(さんそうにんとう)や帰脾湯(きひとう)やパッションフラワーなどのハーブなどを活用し、自律神経の興奮を鎮めて自然な睡眠をもたらすなどの方法をとるほうが安全です。睡眠薬の添付文書(医師向け注意書き)には、はっきりと14日以上の連用で依存を生じる恐れがあると記載されています。このことはすべての患者さんが知っておくべき事実なのです。


中途覚醒というのは、わずかの刺激でも、夜中に目覚めてしまう症状です。この状態を改善するには、安定した睡眠の維持を工夫することが最善です。もっとも影響するのは、枕です。あなたはどんな枕を使っていますか?首を支えて寝返りをスムーズにさせる、工夫された枕を使うことをおすすめします。もし、あなたがストレートネックといわれたことがある場合、あるいは肩こりや首のこりがひどくて安眠の妨げになっている場合は、ストレートネックかもしれません。


また、食材としてはマグネシウムの豊富なアーモンドを食べる習慣をつくることで、筋肉の過度の緊張をほぐして、熟睡できるようになります。筋肉を緊張させてから、脱力させることは、脳をリラックスさせてくれる効果があります。日中にしっかりと運動しておくことは良い対策になります。寝る前に行う場合は、ストレッチなどの軽いもので、筋肉をのばし、ほぐすのが良いでしょう。特に寝る前にふくらはぎを十分にもみほぐすことが効果的です。ふくらはぎをもむと、交感神経の興奮が鎮められて、眠りが深くなることがわかっています。アロマセラピーも効果的です。アロマといっても、オレンジ・スイートやシダーウッドなどの低刺激な香りで安眠効果の高いものを選択するようにしましょう。


 


※著作権は放棄していません。ウェブサイト上の画像・文章などの転載、引用はお断りいたします。