適応障害

適応障害

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適応障害

ストレス反応の一種であり、ストレスのために、気分が沈んだり、
イライラしたり、不安が強くなったりします。原因となっている
ストレスが除去されると症状が消失することが多いです。


適応障害が原因でおきる身体症状のことを、心身症、
自律神経失調症と呼ぶことが多いです。


具体的には、不安、抑うつ、焦燥、混乱などの精神的な症状のほかに、
不眠や食欲不振、全身倦怠感、易疲労感がみられます。この他、
胃炎、頭痛、吐き気、発熱などの明らかな身体的症状が出るものもあり、内科などに受診してしまうケースもあります。
原因になるストレスが取り除かれると、半年以内に症状が軽快することが多いとされています。


抑うつ感や不安感に対しては、抗うつ薬、抗不安薬の服用で症状を
緩和することができますが、原因の除去や認知の歪みの改善などの根本的な治療が必要です。


適応障害は、心理療法によって、
性格や思考のパターンの中にみられるストレスへの脆弱性を改善することで、症状が改善することが多いです。


病気のきっかけとなったストレス因子やストレス環境の除去は、もっとも
重要なものですが、本人の思考パターンや物事の受け止め方(認知の歪み)を改善することも大切です。


実際には原因が家族にあったり、どうしても取り除けない環境にある場合も多く、
家族療法なども含めた、心理療法の重要性がますます高まっています。


カウンセリング認知行動療法のほか、催眠療法も有効です。


 

適応障害の診断基準

適応障害とは、社会環境への適応ができないという状態です。
いろいろな心身の症状が出現する症候群をさします。
職場不適応、登校拒否(不登校)もこの中に含まれます。


症状は多彩で、不安、抑うつ、焦り、過敏などのメンタルの症状のほか、
不眠、食欲低下、頭痛や腹痛などの痛みなど身体症状もあります。


ストレスが過剰になり、それへの抵抗力が低下して、
対処できなくなった状態と考えて良いものですが、
根本原因には、個々人の物の考え方、物事の受け取り方、
つまり認知の歪みや未熟さがあります。


それを育てるのが認知行動療法や内観療法、催眠療法などの
心理療法ということになります。




診断 適応障害の診断には、次の基準を満たすことが必要です。

 [1]はっきりとした心理・社会的ストレスに対する反応で、3カ月以内に発症する。
 [2]ストレスに対する正常で予測されるものよりも過剰な症状。
 [3]社会的または職業(学業)上の機能の障害。
 [4]不適応反応はストレスが解消されれば6カ月以上は持続しない。

 そして、他の精神障害がないことが前提条件です。主要な症状によって以下のように分類されます。

 [1]不安気分を伴う適応障害:不安、神経過敏、心配、いらいらなどの症状が優勢。
 [2]抑うつ気分を伴う適応障害:抑うつ気分、涙もろさ、希望のなさなどの症状が優勢。
 [3]行為の障害を伴う適応障害:人の権利の障害、社会規範や規則に対する違反行為などが優勢。
 [4]情動と行為の混合した障害を伴う適応障害:情動面の症状(不安、抑うつ)と行為の障害の両方がみられるもの。
 [5]身体的愁訴(しゅうそ)を伴う適応障害:疲労感、頭痛、腰痛、不眠などの身体症状が優勢。
 [6]引きこもりを伴う適応障害:社会的引きこもりが優勢。


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