潜在意識

潜在意識

心理療法の一つである催眠療法と、その他の心理療法についての情報をまとめました
催眠療法はどこで受けても同じというものではありません
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はじめての方でもお気軽に。他でダメだった人にも。



潜在意識の浄化

日々、知らず知らずに口にする言葉があなたを縛っていることを知っていますか?潜在意識の世界では、自他の区別がありません。自分のつぶやく言葉はすべて、自分にむかっているものとして作用します。あなたが他人のことを批判し、非難するとき、その言葉は潜在意識の中に入って、自己批判としてインプットされます。あなたが誰かの悪口を言えば、潜在意識は自分への悪口つまりダメ出しとして受け取るのです。ダメ出しを受け続ければ、セルフイメージが低くなります。他人を批判している時、顕在意識では自分を高く、他人を低く見ていると感じるかもしれません。しかし、潜在意識では、そうはならないのです。セルフイメージ(自己評価)が低くなれば、その影響はすべての対人関係に出てきます。セルフイメージの低い人は、他人から見ると、魅力のない人に見えるのです。その反対にセルフイメージが高い人は、生き生きと輝いて魅力的に見えるのです。これは相手が無意識レベルでキャッチする印象なのです。潜在意識から見れば自分へのダメ出しも、他人へのダメ出しも同じように足かせになります。他人を批判して気分爽快になる人は少ないはずです。不快になることがほとんどだと思います。心に不快なものを抱けば、不快なものを周囲に引き寄せることになるのです。どうしても批判すべきときには、そこに愛念や思いやりをこめて、「よくなりますように」という意識をもって伝えれば、弊害を最小限に抑えられます。

 

薬は症状を押さえ込むだけ

メンタル系の疾患で精神科や心療内科に通院して長く薬を飲み続けている人が知るべき重要な事実があります。メンタルの薬はメンタルの症状を押さえ込むだけであり、症状をひきおこす原因を解決するものではありません。脳の変化をひきおこすきっかけは、人間関係や人生の諸問題への自分の対応の仕方の癖にあります。そこを変えていくと、症状も出なくなります。それを変えないまま、薬で押さえ込むのは、体からの警報ブザーを薬で止めているだけです。薬は、本来、症状が強い時に急場しのぎで使うべきものです。それなのに、漫然と薬を飲ませ続けることで原因とむきあうことを避けているのが今の精神医療の歪んだところです。認知行動療法や催眠療法などの心理療法は、原因とむきあい、解決することで症状を治します。そうすれば、飲んでいる薬もやめられるのです。どんなに良く効く薬であっても、少しずつ減らしていくのが正道です。急激に減らすのがいけないのであり、薄紙をはぐように一つまたひとつと様子をみながら、じょじょに減らしていけば、最終的にはゼロにできるものなのです。もちろん心のコントロールを修練しながら進めた場合の話です。それなしではもちろん減薬もできません。

 

潜在意識は自他の区別がない

【質問】
潜在意識は自他の区別がないために、他人に対して言った言葉も自分に対して言った言葉と認識するという部分が理解が出来ません。例えば他人の不幸を聞いて「いい気味だ」とそのときほっとした気持ちになったとします。そう思うことが自分の不幸にどのようにつながるのでしょうか。

 

【回答】
潜在意識の働きの特性として「主語がない」ということがあげられます。自分が幸せになることも他人が幸せになることも、潜在意識に暗示としては「幸せになる」という概念として入るのです。そしてその実現が引き寄せられるということです。他人の不幸を願うときには、他人という主語がない状態で潜在意識が受け止めます。「不幸になる」という概念として、潜在意識はそれを自分の身に実現しようとします。人類共通意識の存在、すべての人が潜在意識でつながっている、ユングの集合的無意識の概念にも関連してくるテーマです。世界はその意味で閉じているのです。湯船の中のようなもので、その湯船の中で湯を手のひらで押し出すと、その湯はすぐにまわりこんで自分のところに戻ります。不幸という想念を外に押し出せば、同じ不幸というものが自分に戻ってくるのです。この因果関係は、一生の中で完全に帳尻があわないことも多く、生まれ変わり死に変わりの過程で自分に戻ってくることも多いのです。これは前世で自分が出した想念が、前世で戻りきらず、生まれ変わった後で戻ってきたということです。前世で他人の不幸を願った念(行動の背景)が、今生の自分の不幸として戻ってくるのです。想念が現実化することと、因果応報の法則とは、実は、同じことを言っています。それは、自分が出した想念が現実化するということなのです。想念の種類が、愛念(幸せを願う心)であれば幸せが現象化して戻り、冷酷な心(不幸を願う心)であれば、不幸が現象化して戻ります。ここでポイントとなるのは、潜在意識には「主語がない」ことです。それゆえ、他者の幸せを願って、それを言動として行った人には、結局は自分の幸せが実現していくことになります。自分の幸せをイメージすることは自分を幸せにしますが、そのとき、誰かの不幸をも念じているのであれば、それがマイナスエネルギーとしてあなたの幸せの実現を打ち消すことになります。心の中で誰かを憎んでいたり、責めていたりしていることが多いと、自分の幸せの実現の足を引っ張るのです。利己的な人間には潜在意識は味方をしません。


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