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メンタルヘルスについて啓蒙する企業が増えてきています。
心の働きと心理学
職場や家庭におけるメンタルヘルス
メンタルヘルスが障害されることをメンタル不全といいます。
メンタル不全はおおきく二つに分かれます。
一つは精神面にあらわれるもので、もう一つは身体面に現れるものです。
前者は、抑うつ、不眠、情緒不安定などが多く、
後者は、高血圧や胃潰瘍、喘息、知的能力低下などです。
また、不適応行動とよばれる「八つ当たり」やアルコール乱用もあります。
うつ状態は、気力の低下した状態のことです。
職場や家庭のの人間関係で心が疲弊する事例が多いですが、
職場で、長時間の労働をしている人、単身生活の人、重い責任がのしかかっている人に多く発生します。
よく「ストレスがかかった」といいますが、
ストレスとは、心理的な負荷や社会的な負荷のことです。ストレスを自覚しない人もいます。
こうした状態が出てきたら、できるだけ早い段階で、
休みをとったりして、ストレスの原因から遠ざかることが大切です。
気晴らしや気分転換というものが最初の対策になります。
適度な気晴らしがあるだけでも、症状が解消することもあります。
一日の大半をすごしている場所、つまり職場でこそメンタルヘルス対策が
必要になりますが、主婦などの場合は家庭で大半を過ごすわけですから、
それに応じた対処が必要なのです。
メンタルヘルスはまずは知識の啓蒙活動から始まります。
無知こそが、さまざまな問題の根源になっています。
メンタルヘルスケアで大切なことは、「やる気」や「気合い」などの根性論や、
気の持ちようといった話ではないということです。
すでにそのような対策では対処できないからメンタル不全が出ているという理解が大切です。
メンタルヘルスケアを進めるには、まず相談などのカウンセリングの実施です。
定期健康診断などを行う会社がほとんどですが、そのときに問診として、
メンタルのことを上手に質問することが衛生管理者や看護職員、産業医に求められます。
会社の中にある相談室などが使いやすい仕様になっているかも重要です。
職場では、第一にセルフケア。第二に仕事のライン上でのケア、
そして会社の産業保険スタッフのケア、最後に外部システムによるケアの四つを基本としています。
管理職は、周囲に声をかけて積極的にコミュニケーションをとり、
共感的な態度で接することで、同僚や部下の異変に気づくようにすることが大切になります。
家庭においてもこれは同様です。コミュニケーションが足りないことが事態を深刻にしてしまいます。
心理療法のコミュニケーション技術を職場に普及し、対人ストレスを緩和することが
あらゆる職場環境のメンタルヘルスの基礎となります。
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