薬だけに頼る精神科医療からの脱却
精神科医療は薬漬け医療だと言われています。5種類も10種類もの精神科の薬を
10年20年と飲み続けている人も多いのです。そして、治ってはいません。
精神科や心療内科は、現在の医学の診断基準を使って病名をつけて、
飲み薬を処方しているわけですが、ほとんどの患者さんは、病気が治らないまま、延々と薬を飲み続けているのです。
うつ病は心の風邪ひきだなどという精神科医もいますが、風邪ならば、自然治癒するのです。
精神科や心療内科の診断根拠や治療根拠は不確実なものであり、
それゆえに薬漬け医療が横行しているという医師もいるのです。
この見方は正鵠を射ているといえましょう。
精神科や心療内科が扱うすべての病気は思考の歪みが発端にあります。
たとえ、一時期飲み薬を使うとしてもです。
その思考の歪みを治す根気良く行う認知行動療法などの心理療法が
施術されなければ、心は自然治癒しません。
精神科信仰者のようになってはいけないのです。
精神科医自身が真実に目をつむって薬漬け医療を惰性で行っているのです。
引きこもりになる人の中にも、医療機関の受診を拒否する人が多いようです。
なんとか受診しても、医師に処方された薬をきちんと飲まない人もいます。
それは、巷にいわれている薬漬け医療への恐れがあるからだと思われます。
そのような人こそ、認知行動療法を代表とする心理療法に目をむけ、試みていただきたいものです。
最近、認知行動療法が見直されています。保険診療でも受けられるようになったこの療法で、
うつ病やパニック障害などの不安障害が治るケースも増えています。
その他にも心理療法がさまざまに存在し、それぞれに治療成果を上げているのです。